2000年代海外ドラマが日本で大流行した時代がありました。特に24-TWENTY FOUR-はアメリカ本土以外の輸出で世界的にも社会現象化したことは有名です。
その時期に始まった作品で日本輸入された海外ドラマの特徴は制作費が破格な作品。でもですね・・・当然打ち切りも多かったです。シーズン2で唐突に終わっちゃったり予算があれば良いってものじゃないですよね。
そんな中でも生き残った傑作がLOSTです。GWや長期の休みが取れたタイミングで観なければ続きが気になって夜も眠れなくなる作品がAmazonプライムビデオで配信されてしまったのでついでにおすすめをいくつか紹介します。
一応・・・プライムビデオは年会費3900円（月325円）で見放題です。
LOST 全6シーズン
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オーシャニック815便が太平洋上のある無人島に墜落した。生存者48名の悲鳴やうめき声の中、搭乗者の一人である医者のジャックが意識を取り戻す。人種も国籍も職業も様々な生存者たちは、生き残る為には対立しながらもお互いに協力するしかなかった。だが次々と暴かれる乗客の過去や島に潜む秘密や恐怖を知り、生存者たちは不安に掻き立てられる。お互いに広がる疑心と不信、そして次第に減っていく食料と水。果たして彼らは無事に脱出できるのだろうか？
もう3回も観てるっていうのにまた視聴しろということか・・・これ配信されないとずっと思ってたんですよ。（超人気作で権利取れないと思ってました）LOSTと言えば社会現象にもなったサバイバルの傑作です。
製作・監督・脚本がスター・ウォーズ/フォースの覚醒の監督で有名なJJエイブラムス。正確にはLOSTで有名になったのでスターウォーズの監督になれたが正しいです。
ネタバレするともったいないですが島では不思議なことがたくさん起こります。例えば黒い霧に襲われたり、亡くなった筈の人が現れたり。ミステリアスな要素が絡みながら生き残るため様々障害を乗り越えていく。
1話ごとにメインとなるキャラクター一人の過去話と島でのサバイバルが絶妙に絡んだストーリーで展開されます。
なので一人一人の行動が何故行われるのか。文化的な違いのある日本でもわかりやすいし、海外ドラマでありがちなこの人誰が？が一切起こらないです。
面白さは観ればわかりと安心感のある終わり方
その面白さを説明するよりも1話2話を見たほうが早いです。1話・2話は総制作費は約16億円。日本だったら大作を1本作れるぐらいをテレビドラマでやってしまいプロデューサが首になる事態になりました。金を使って面白くできた珍しい例ではありますけどね。
何よりも素晴らしいのが打ち切られずに完璧に終了したことです。海外ドラマは視聴率次第で本当に打ち切りが多くて大作になると謎を全て残して終わりがちです。
これは全121話で完全完結です。製作終了をシーズン4あたりから決めてシーズン6まで放送されたことで構成が素晴らしいものでした。完結内容は賛否あるものの個人的には壮大なストーリーをまとめあげた終わり方だったと思います。
ひとつだけ良くない所をあげるならばシーズン2が理解しにくいことです。シーズン１では生きることが中心でしたがシーズン２は人間関係が複雑化したことでイライラする人もいるかもしれませんがシーズン１・3～6の傑作ぷりで打ち消されます。
ちょっと書きすぎたので他はちょっとだけ紹介します。
プリズン・ブレイク 全4シーズン+新規１シーズン
マイケルは何不自由なく暮らす優秀な建築設計士。しかしある日、兄のリンカーンが副大統領の兄弟殺しの罪で逮捕され、死刑判決を受けたことから人生が一変する。
これを超える脱獄系は今後出てくるか・・・それくらい良く出来た作品。
主人公・マイケルは兄・リンカーンの無実であると信じての刑務所に入り脱獄することを計画します。元々計画した上で刑務所に入ったことで念入りな作戦で行動をするマイケルの頭の良さと作戦がとにかく面白い。刺青が実は刑務所の地図だったり、メモになっていたりとワクワクさせられる。
元々、ハーフシーズンつまりは13話で終了予定だったんですよこのドラマ。なので13話までが異常なまでに面白いです。その後はあまりに人気だったため引き伸ばし続けてシーズン4まで放送された感じです。
シーズン2が面白いかと言われると面白いです。ただ、シーズン1は傑作・シーズン3･4は良作とちょっと珍しい作品です。
今シーズン5が数年ぶりに新たに製作されました。
24-TWENTY FOUR- 全8シーズン+α
CTUロス支局チーフ、ジャック・バウアーに非常召集がかかった。大統領候補のパーマー上院議員の暗殺計画が発覚したのだ。山場は大統領予備選の今日、24時間。物語の進行と現実の時間進行が同じ速度で進むリアルタイムなストーリー展開で、全話見ると丸1日の出来事を目撃することになる。大統領候補暗殺計画をタテ軸に、旅客機爆破、誘拐、殺人、機密漏洩など様々な事件が同時多発的に発生、複雑に絡み合う24時間待ったなしのノンストップ・エンターテイメント！
これの大ヒットによってアメリカドラマが日本に大量に入ってくるきっかけになりました。最もアメリカらしいドラマ展開です。
このドラマはとにかく斬新な構成が売りです。24と題名にあるとおり24時間を24話でリアルタイムスタイル。途中何度も途切れる部分がありますがそこはCMです。本土だったら理解しやすいのですけど日本人の私は当時結構謎でした。なのでストーリーの流れが物凄くわかりやすい。
傑作なりえた理由は役者さんの演技のうまさもあると思います。DVDの特典に製作について話が収録されていたのですが、脚本が1話1話ストーリーが1本線で流れていくため演技しやすいとのこと。
これは映画あるあるらしいですが、撮影の関係上同じ場所で次の話を収録することは多いそうです。仲が良い演技をしたと思ったらすぐに怒る演技をさせられたり収録の問題ですね。簡単に言えば1→2→3→4→5と放送されても実際2→4→1→5→3で撮影させられる。
1→2→3→4→5で収録されるため演技者も役に入りやすいとのことです。
個人的には洋画や海外ドラマは字幕版がおすすめですが、24は字幕版でも吹き替え版両方良さがあるのでどっちでもいけて2度美味しいです。
HEROES / ヒーローズ 全4シーズン+α
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「HEROES/ヒーローズ」は、ある日突然超能力が備わってしまった平凡な人たちの様子を描いた傑作ドラマ。シーズン１では、能力を手に入れた遺伝学教授、看護師、シングルマザー、制服警官、高校生のチアリーダー、苦心するアーティスト、コンピューターオタクなどが、授かった運命をどのように受け止めていくのかその奮闘ぶりが描かれている。
超能力系で露骨なまで面白い。
他の能力者の能力のコピー、時空操作や自己再生能力、読心・操心術・記憶操作などなどSFでワクワクする要素が全部詰め込まれて相手の能力を奪うサイラーとの戦い。なんでもありの超能力なので先が読めないストーリー展開がなによりもよかった。
シーズンごとに完結する。（シーズン3･4はつながりが大きい）言ってしまうとシーズンだけで完結しているのがとても良い。新作って感じの方が観やすくて嬉しいですからね。
ちょっとだけね・・・シーズン2は脚本家のストライキで１１話だけになってしまったんですよ。その影響をかなり受けてしまったので視聴率がかなり下がってシーズン4で打ち切られたのです。面白さと半比例して打ち切られたのでちょっと複雑です。
HEROES Reborn（シーズン5）が新たに製作されました。
まとめ
本当は ウォーキング・デッドやSUPERNATURALとかも入れたかったんですけどまだ続いているので最新シーズンはプライム対象じゃなかったり今から一気に観たいではないのが残念。またプライムビデオの動画は配信がいつ始まりいつ終わるかわかりません。
他にも面白い作品たくさんあるんですけど私は個人的に海外ドラマ四天王って呼んでます。四天王が揃ったのでアマゾンも海外ドラマ部門にかなり強くなりましたね。
ゴールデンウィークに1作品観てはどうでしょう！LOSTはガチすぎて不眠不休になるからあれですけど
