今期春アニメ覇権!おすすめアニメランキング【2017年・あらすじ感想】

f:id:asokata:20170417193859j:plain

2017年4月期も新しいアニメがたくさん放送されてます。

事前情報では「サクラクエスト」「進撃の巨人 Season 2」「ひなこのーと」が覇権の可能性あり、ラノベから「サクラダリセット」や広江礼威・あおきえい・TROYCAによる「Re:CREATORS」などが気になるところでした。

実際に1話~をみた後に視聴確定したおすすめ作品をまとめて紹介します。

進撃の巨人 Season2

TVアニメ「進撃の巨人」Season 2 Vol.1 [Blu-ray]

超大型巨人の出現により人類の平和と幻想が破られたあの日から、エレン・イェーガーの果てしない戦いの日々は続く……。抵抗する術もなく巨人の餌となった母の最期を目の当たりにして、この世から巨人を一匹残らず駆逐することを誓ったエレン。

1期はアニ捕獲まで、面白い所からスタートした進撃の巨人 Season2。

Season1と比較すると更にスタッフが気合を入れた仕上がりです。キャラクターが動きまくり、背景の石や木なども細かく描かれている

わかりやすく面白い。1期はエレンのメインシーンが多かったが2期は進撃の巨人の世界観を中心とした物語で巨人の真実が少しずつ明らかになってきます。

ストーリーが最高な上、立体機動装置がもはや芸術の意気に達していました。

1期があっただけに覇権からは少し外れるかな・・・

Re:CREATORS

素晴らしき航海

人は、その手で多くの物語を創造してきた。喜び、悲しみ、怒り、感動。物語は人々の感情を揺れ動かし、魅了する。 しかし、それは傍観者としての感想にすぎない。もしも、物語の登場人物たちに“意思”があるとしたら、彼らにとって、物語を産みだした我々は神の存在なのだろうか?–我らの世界に変革を。–神々の地に制裁を。「Re:CREATORS」誰もが皆、《創造主(クリエイター)》になる。

アルドノア・ゼロのTROYCAのアニメーション。ファンタジー×現実はアニメ化している作品ではヒット作があまりないですね。ラノベのキャラクターが現実に登場する物語。ラノベ→現実なのでキャラからすれば神様のような存在。

ちょっと入りにくい設定でしたが映像が綺麗すぎて2話3話と自然に視聴したくなる作画。一般向けにしっかりツボを押さえた上での深いストーリーなのでかなり面白いです。アルドノアの悪いところが全部解消されたアニメと言えば視聴済みの人にはわかりやすいかもしれません。

ファンタジーな服を着てお菓子パーティしてるのがジワジワきます。

全22話なので全話視聴すればもっと評価高くなるはず。

ひなこのーと

ひなこのーと 第1巻( イベントチケット優先販売申込券 ) [DVD]

口下手な主人公ひな子は高校では演劇部に入り、人とスラスラとお話できるようになりたいと意気込み上京してきた。けれど、下宿先はなぜか古本屋で、しかも そこにいたのは本を美味しそうに食べる美少女で…?

難民を救済してくれてありがとうございます。

のんびりOFのんびりとふんわりOFふんわりを掛け合わせた癒し系作品。もう何かを考えて視聴するといけない。個人的にはキャラクター(主に主人公)の頭身が若干高めで良い感じ。

基本何も起こらない系アニメでキャラクターが3頭身になったり画風が何度も変わるので飽きない。かかしになってひよこが3体出てくるリアクションが好き。可愛い。可愛いはジャスティスです。

ラブ米-WE LOVE RICE-

新米生徒は粒ぞろい?

ハーベストショー。それは、穀物たちが自身の美味しさを周囲にアピールするライブ。ハーべスター。それは、素晴らしいショーをする穀物に捧げられる称号。減反政策に食の欧米化、穀物の人気がパンに取って代わられた昨今

筆者の私は男なので視聴するかどうかも迷いました。予想外の当たり(当たりとはいってない)。一言で紹介するなら 結構好き 内容云々の話はやめましょう。

コシヒカリ先輩みたいにハーベスターになってハーベスト賞。ハーベスト賞って凄いね。

何も考えずに疲れているときにみたので非常に面白かった。作画もそこそこ綺麗で崩れている感じがないので良し。

もしかしたら覇権になるかも・・・

アトム・ザ・ビギニング

鉄腕起動

大災害後の日本に、未来を大災害後の日本に未来を夢見るふたりの天才がいた。 天馬午太郎は「神」を、お茶の水博志は「友」を、その手で 作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた–

コンセプトワークス:ゆうきまさみ、漫画:カサハラテツローのNHKアニメ。オープニングで視聴確定のカッコよさです。

天馬午太郎(中村悠一)、お茶の水博志(寺島拓篤)の過去話でお茶の水博士の頭身 がノーマルすぎて驚きました。どちらかというと女性向けや子ども向けですかね。漫画を知っている立場からすれば今後のストーリーが面白いので期待できます。

個人的に視聴しやすさが抜群に高いです。わかりやすい内容で癖の強くないロボット物なので暇なときに録画を回収していきたいです。

良い意味で普通の良作。中村悠一力が強すぎる。

5位 サクラダリセット

MEMORY in CHILDREN 1/3

住人の半数が特別な能力を持つ街、咲良田(さくらだ)。過去に体験したすべての記憶を思い出すことができる【記憶保持】の能力を持つ浅井ケイと、〝世界を最大3日分巻き戻す能力〟【リセット】を持つ春埼美空。

少女漫画ではなくライトノベルです。少女漫画っぽい絵柄でSFと今実写映画で流行っ ている設定。完結済みなので最後まで描かれる。

能力者を持つ人々がサクラダにたくさんいて春埼美空の能力はリセットだが本人の記憶もリセットされる。記憶保持の能力を持つ浅井ケイはリセットされても覚えている。

物語の寂しい雰囲気や演出が効果的に描かれているのでグダグダ設定説明をしているはずが引き込まれていく。過去をやり直すSFにおける危険をどのように描かれるのか。

絵が綺麗なのでとりあえず視聴したらこれは傑作の予感。1話から大部分の設定が明らかになるのは視聴ハードルが下げてくれていい。

4位 エロマンガ先生

ヒトリゴト(期間生産限定盤)

高校生兼ラノベ作家の俺・和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。 和泉紗霧。 一年前に妹になったあいつは、まったく部屋から出てこない。今日も床をドンドンして、俺に食事を用意させやがる。 こんな関係『兄妹』じゃないぜ。なんとか自発的に部屋から出てきてもらいたい。俺たちは二人きりの『家族』なんだから――。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の伏見つかさとイラスト・かんざきひろ。その内アニメ化すると思っていましたがタイトルの癖が凄い。

和泉正宗はライトノベル作家で挿絵を「エロマンガ先生」に担当してもらっている。 で言うまでもなく挿絵を描いているのが義妹・和泉紗霧です。

A-1 Picturesはラノベの映像化のプロですね。和泉紗霧がおとなしくてネット弁慶で引きこもりからどうやっていくのか、ドタバタラブコメディの王道だけど圧倒的面白さ。

3位 アリスと蔵六

【Amazon.co.jp限定】 アリスと蔵六 Blu-ray Box 2 (特装限定版) (全巻購入特典:描き下ろしイラストB2布ポスターシリアルコード付)

彼女はそれまで“外の世界”を知らなかった。初めて触れるモノ、初めて見る風景、そして初めて出会う人々…。そんな“世界”の広がりに、戸惑い、驚き、目を見開く。名前は紗名(さな)。“研究所”と呼ばれる施設で、“外の世界”を知らずに生まれ育った少女。しかも、あらゆる想像を具現化する-「アリスの夢」と呼ばれる特殊な能力の持ち主でもあった。そして初めての“外”で、彼女はひとりの老人と出会う。名前は樫村蔵六。

のんびり系アニメと思わせといてバリバリのSF系。

漫画版は全部読んでいます。漫画のちょっと読みにくい部分を全てリファインしてかなり面白いプロットになっています。

J.C.STAFFがアニメーションを担当しています。京都アニメーションやA-1、P.A.WORKSなど美しすぎるビジュアルではなく、サッパリした絵柄とシリアスなシーンではこだわる。メリハリが心地よい。

総合的に言えば絵と音楽とCGとストーリーが完全調和している。漫画を読んでいる贔屓目の可能性が高いので3位。

2位 サクラクエスト

魔の山へ

主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。一度だけ働いたことがある派遣事務所から、「地域の町おこしの一環で国王をやってほしい」との依頼がある。よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうことにした。一時的に日本中でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なおミニ独立国を続けている、廃れて残念な残念観光地だった。そんなこんなで、由乃の”普通じゃない”お仕事生活がはじまった。

王冠をしているのでSFかと思ったら町おこしのお仕事で『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続くお仕事シリーズ第3弾。

物凄く安定したストーリーでSHIROBAKO好きなら確定です。オリジナルストーリーなので先の展開も読めない。エンディングも気になる。1話も続きを期待できる。

SFやファンタジーなどは物語を理解していくところから始まるけど何も考えずにただ面白いのは素晴らしいです。P.A.WORKSの綺麗な作画・・・特にポイントとかそういう問題じゃない実家のような安心感。

1位 正解するカド

第2話 ノヴォ

世界の終わりと始まり。人類は「正解」できるのか。全ては、想像を絶するファーストコンタクトから始まった。突如出現した謎の存在「カド」。異常事態に翻弄される日本政府。そして世界の行方は、ひとりの交渉官(ネゴシエーター)に委ねられる——。

アニメ製作は東映アニメーション・・・東映・・・!?それくらい美しい作画。セル調のフルCGキャラクターで製作されていてCGとは思えない高クオリティのキャラクターや背景。

ちょっとだけ独特な顔というか目の端にある赤いシャドーが気になる。女性向けかと一瞬思いましたが重厚な人間ドラマ&SF作品と理解してからはドハマリ。

期待をしていなかったのに1話を視聴して予想外の面白さに驚きました。とにかく続きが気になるのにオリジナルなのでわからない所は作品としてのポイントが高い。

プライムビデオでは0話が配信されてます。1~2話をみた後に視聴するのがおすすめ。

まとめ

実を言えば1位はサクラクエストだと決めていたのに、えり好みは良くないので色々視聴してみたら正解するカドがぶち抜いてきました。

どのアニメが覇権をとるのか気になるところです。主にディスク枚数などで評価されるならサクラクエストか先生だと思ってます。進撃の巨人はこれからさらに評価が上がるのは難しい。正解するカドは映画化とかありそうな内容なのでどれくらい女性票がとれるか・・・。

正解するカドとサクラクエスト、Re:CREATORSなど紹介している作品のいくつかはアマゾンプライムビデオで配信されています。10秒早送り早戻し機能が地味に優秀。