漫画・ブリーチの名言をぜひとも日常で使ってみたい。
最終回になることを知った私は改めてキャラクターの一言一言がオサレであることを再認識してしまった。
コマ割などももちろんOSR(オサレの略)なのだが、セリフそのものが学ぶことも多いのでまとめてみたいと思ったが、それだけでは面白くない。
解説を交えながら日常的に実用性があるのかを考え、元ネタとなる巻数も載せておきます。そうすれば単行本を持っている人が読み直したくなるはず。そして久保帯人先生、連載終了お疲れさまでした。
なん・・・だと・・・
ブリーチに出演しているキャラクターは毎回驚いている。黒崎一護の驚きの表情はあまりに有名だが・・・最近では使用回数が激減している。お互い強すぎると行動がだいたいわかるので何だと?と驚愕する必要がないのかもしれない。30回以上発言しています。
ちなみにネットで一番有名な何・・・だと・・・は31巻のウルキオラに月牙天衝してノーダメージに唖然としているシーンです。
女性とのデートにて
レストランでご飯を食べた後・・・
C:お会計4800円になります!
A:なん・・・だと・・・(財布に4000円しか入っていない)
女性もあまりの表情についつい気を使ってワリカンにしてくれることは間違いないだろう。
B:クレジットカード
現実は厳しい。
あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ
日番谷冬獅郎が強い言葉を遣ってしまったので際に藍染惣右介が残したあまりに有名な言葉。
日番谷はそんなに強くないが努力してるので色々な意味で煽ってあげないでくださいと擁護しておきたくなるセリフ。
実際、力の差がありすぎてどうしようもないシチュエーション。この言葉を20巻に収録されているのでぜひ読んでほしい。盛り上がりも最高潮です。
通常の会話にて
A:今期のアニメで一番神だわ・・・
B:あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ
A:3話までみてから判断してくれ。
なぜだか分からないがこの言葉を見たらこう返すのが正解な気がしてきました。
ブリーチ再アニメ化してくれればいいのですが、色々調べたら難しそうですね。劇場版ならアニメ化しやすいのでそこでやってくれれば嬉しいのです。
魂にだ!!!!
恋次と一護:誓ったんだよ・・・
恋次と一護:絶対に助けるってな・・・
白哉:・・・誓い・・・ ・・・だと?
白哉:誰にだ
一護:誰でもねえよ・・・
恋次と一護-ただ俺の-・・・魂にだ!!!!
朽木ルキアを助けるために阿散井恋次と黒崎一護が朽木白哉と戦った際に発言した名言たち。
この頃のジャンプでの熱さを忘れることはできない。
朽木隊長が強すぎて本当に勝てるのか?とワクワクした17巻に掲載されています。なお、朽木さんは巻数ごとに弱くなっているような気がします。
すまぬ・・・
ガチャガチャにて
A:誓ったんだよ・・・
A:絶対に助けるってな・・・
ガチャポンまみれで唖然としている友人。
B:・・・誓い・・・ ・・・だと? 誰にだ
こいつ何言ってるか全然わかんねぇ。
A:誰でもねえよ・・・
A:───ただ俺の───・・・魂にだ!!!!
あと300円しか残ってないんだ・・・頼むよのシチュエーションに間違いなく使えます。
ちなみに私は食べ物系ガチャガチャに1500円使ったときの喪失感が凄すぎてそれ以来やっていません。
一体いつから───────鏡花水月を使っていないと錯覚していた?
鏡花水月は完全催眠であるゆえに登場したセリフ。平子真子の「一体いつから・・・鏡花水月を遣うてたかって訊いてんねん!!!」に対して、「ならばこちらも訊こう」と質問返しをした煽り最上級の台詞。
真ん中の言葉を他のセリフに変えれば誰でも実用性があるが今回はあくまで鏡花水月。ちなみに元ネタは45巻であり、アランカル編終結が近い時期です。
鏡花水月 はかない幻や奥深い趣きを意味する四字熟語。
熟語的にはそういう意味なので・・・
女性の年齢当てゲームにて
A:私何歳だと思う?
推定するに40代のように見えるが・・・ここは29歳と偽っておくべきだと確信した。
B:29歳!
A:一体いつから───────鏡花水月を使っていないと錯覚していた?
B:???
ナチュラルメイクが好きです。
俺に力を かしてくれよ
チャドこと茶渡泰虎は強いが弱い。良くも悪くも一般人がホロウには勝てないのでこういう言葉になったと思われる。
わかってる じいちゃん(アブウェロ)
俺のこぶしのでかいのは 傷つけるためじゃないってこと
俺の体のでかいのは 守るためだってこと
みんな わかってる
みんな みんな わかってるよ
だから だから 少しだけ
俺に力を かしてくれよ
初期の頃と比べてチャドの出番が減っているのでもう少し多くてもよくない?とここ数年間思い続けていました。色々なことを考えるとチャドはいいキャラしてます。グッ!と親指を立ててOKポーズをしたのをダサェと言わせる久保先生のセンスも中々凄いぜと思ったものです。(黒崎夏梨よ。カッコいいといってやってください)
チャドについて言及するなら、一護が強くなりすぎて引き離されていくのを見てられない・・・
オスカー・ホアキン・デ・ラ・ロサことじいちゃん=アブウェロは外国語でメキシコの主要言語のひとつスペイン語の祖父を意味するabueloです。
5巻の発言ですが冒頭に書いてあるポエムも好きです。茶渡泰虎の言葉らしいです。
剣を握らなければ おまえを守れない 剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
テスト中
シャーペンの芯が著しく減ってしまい残り3mmぐらい
A:俺に力を かしてくれよ
変え芯は絶対に準備しておこう。
本当は真面目な言葉なので日常で使いたくない。
13kmや
市丸ギンが残した名言で卍解で刀が13km伸びるということらしい・・・そんなに伸びてどうする?と読者は疑問を感じていた。実際は音速の500倍の速さで刀が伸縮することが特徴で長さがどうとか問題ではないと46巻で明らかになる。
しかし、48巻で
すみません あれ嘘言いました
言うたほど長く延びません
言うたほど迅く延びません
などと藍染惣右介に発言してしまう。藍染に発言したもので、一護に対して説明したこととは別の可能性があるので、実際の伸びについて判断できなくなってしまった。もう少し設定を生かして戦ってほしかったような気もする。
女性を家に送る際に
A:家まで送ろうかい?
B:距離が遠いし歩きでは無理かな・・・
A:どれくらい?
B:13kmや
多分嘘を付かれました。(どうやらデートは失敗したようだ。)
そんなシチュエーションになったことないけど。
心 か
それは何だ
その胸を引き裂けばその中に視えるのか?
その頭蓋を砕けばその中に視えるのか?
貴様等人間は容易くそれを口にする
まるで────そうか
これがそうか
この掌にあるものが
心 か
十刃(エスパーダ)のウルキオラ・シファーが残したブリーチ屈指の名言。これは下手に取り扱ってはいけない名言なのでシチュエーションは考えない。私もこのマンガが好きなので。井上織姫はヒロインだったと再認識させられました。
どれだけオサレであろうとセリフが少ないや中2病だといわれようと、アランカル編で41巻まで読んできてよかったと思わせる締め方だった。
この感情こそが・・・
オチに使える万能台詞。