ルリドラゴンが面白いんですよ!
朝起きたら角が生えてて親から当然のように父親が龍であることが明かされて始まるストーリーの漫画。
こんな突然の主人公ドラゴンのハーフでしたから始まるから壮大ストーリーが来るかと思ったら全然日常系というギャップがとにかく面白いわけです。
そんなわけでルリドラゴン紹介していこうと思います。
ルリドラゴンは日常系という事実
まず、ルリドラゴンを読んだときにすごく思ったのが案外そうかもと思ったところです。
ある日突然女の子に角が生えてきて何事?みたいになるわけですけど現実世界でもしもツノが生えていたら、あーコスプレでもしてるのかな?みたいな雰囲気になりますよね。
実際問題ツノ生えてるけど、大騒ぎというよりも何か面白いことになったなあ程度です。
逆にこれは大変だ!みたいな話になったとしてもどうしようもないので結構ドライな感じが普通の王道的な漫画と異なるところ
うっかりくしゃみをしたら炎をはいちゃって火傷しても
そっか まだノドが龍じゃないんだ
みたいな程度で済んでます。
というよりも全体的にお母さんは淡々としていてかなり達観してます。そしてクラスメイトからも一応ある程度受け入れられている。この状況どう考えてもおかしいけど冷静に考えたら普通かーという所が一番面白い所かもしれません。
ジャンルとしては日常系シュールギャグみたいな所が謎に癖になるところというか面白さになります。
1巻が発売して休載になって次が気になりすぎていた後のストーリーが凄い
実はこの漫画1年半ほど休載にしていて2巻が発売されたのが2年後でした。2022年の10月に1巻、2024年の9月に2巻それ以降は定期的に発売している作品です。
なので1巻はほとんどツノが生えてきてなんとなく日常をおくっていたら休載で2年後にすっと連載が再開されて何事もなかったように進んでいます。
通常休載などがあるとその後、大きな方向転換とか色々変化があるかと思いきや違和感なくなにごともなかったように続いているので作者である眞藤雅興先生はかなりすごい方です。
ストーリーの流れとしてはドラゴンとしての放電能力など特殊能力などが発揮されて行って、ファンタジー要素が来るんですが物語が全然日常のままでたまらなくいいです。
そしてドラゴンになったルリが覚醒みたいなこともなく、女の子同士の仲が悪い状態だったり少女漫画のような展開のようにも感じました。
ざっくりいうと繊細な人たちのちょっとしたすれ違いから生まれる機微がみりょくのひとつです。
もうひとつがツノ生えてるけどルリはタダの女の子ということがいい所です。当たり前ですが突然ツノが生えて能力があるからと言ってバトル漫画ではないので、変化はそれほど大きさがあるわけではないということ。
個人的にここがめちゃくちゃいい
ルリは優しく行動力がある子なのがちょっと意外というかギャップです。ああそこでそういうことをするのかとか1巻2巻ではあまり見れなかった魅力が3巻あたりからドラゴンになったにもかかわらず、人間らしさがたくさん出てきます。
物語の流れもドラゴンの能力で解決することもあれば言葉で解決することもあるのですが、
何か事件が起こった、気持ちよく解決するという感じではなく、人間関係の複雑な部分を表して、妥協点を見つけながら進む。
これでいい
みたいに終わるのが読み終わった時に不思議とスッキリします。超ハッピーエンドであればそれはそれでいい話ではあるんですが、すごくバットエンドで胸が痛くなるような感じでもなく、いい具合にアオハルしてて、空見上げてふぅっという気分になります。
京都アニメーションでアニメ化がピッタリすぎる
本作品はアニメ化が決定していて京都アニメーションが制作することになっているんですが、まあ一番いい所だと思います。
考えてみたら同じく京アニで映画化した聲の形とかも似たような作品のような気がします。ちょっと変わったところから日常の機微を描くところがそっくりかもしれません。
多分傑作になるんだと思います。
こういうの描くのがとてもうまいスタジオですから。
話がちょっと逸れましたが結局ルリドラゴンという作品がなぜ人気なのかというと、ひとつのスパイスが入っているからだと思います。
これがもしもただの日常系の漫画だったとしたらただ、面白い作品だったり、ちょっと悲しい話になっていたかもしれませんが、そこにドラゴン要素を+することでマイルドになっていますし、ファンタジーとしても楽しめるという1個で2個美味しい作品だと思います。
そう考えると東京リベンジャーズのヤンキー+タイムリープみたいなシステムみたいですね。
既存のストーリーに新たなものが加わって面白さが倍増してますね。
最後にこの漫画の何が面白いかと一言でいうと・・・オチがみえないということです。
日常系だけどドラゴン、ちょっとずつドラゴン要素が出てくるけど全貌は全く見えません。
どう終わるのか楽しみな作品です。
ちょっと気になったらぜひ1巻読んでみてほしいです。ついでに聲の形という傑作を思い出したのでそれは全巻あるので良ければ。

