通信安定性を求めて、NEC Aterm WG1900HP・無線LANルータのレビュー

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新しい無線LANルーターにしてみたレビュー。

数年前から使っていたAtermから通信安定性を求めてハイエンドモデルでなおかつ、ちょうど良い値段のNEC Aterm WG1900HP・PA-WG1900HPにしました。

それまで使っていたAtermでも通信安定性自体は十分だったけど、通信する端末が増えて色々思うところがあったので、フレッツ光隼とのスペックの相性を考えた上で選んでみたらかなり通信が向上して良い感じです。

PA-WG1900HP

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概観はこんな感じ。1300Mbps+600Mbpsモデルです。光フレッツを使用しているので1Gbps以上の通信可能であるのは必要条件。実行スループット842Mbps・・・これは理想値。状況次第とはいえ1Gbpsでこの減衰はかなり高いです。

その他、通信安定性を意識したポイントが書かれています。μSRアンテナやらμEBG構造など。電磁ノイズをカットするのは地味に大切。NECは電機メーカー大手だからなのか技術が多いのは嬉しいですね。ハイエンドモデルほど色々な技術が入れられているので数値だけでは比較できない良さがあります。

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Windows 10にはもちろん最新のiPhone・ニンテンドースイッチなどにも使えます。(基本的には書いてなくても何にでも使えます。)

他に重要なところで言えば、有線LAN1000Mbps。WAN/LAN共に1000Mbpsだから有線で繋いだ時にも光フレッツとほぼ変わらない速度になります。

付属品

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本体:WG1900HP
スタンド
ACアダプタ
ETHERNETケーブル
つなぎかたガイド・保証書
Wi-Fi設定シート

全部で6点。

昔は分厚い説明書があったけどずいぶんシンプルになりました。

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スタンドをつけたらこんな感じ。思ったよりもちっちゃいです。場所を取らないからどこにでも置けるのがポイントになるかも。

設定は超簡単だった

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本当に簡単でした。有線LANで接続したパソコンでも設定は可能だけど、

断然スマホがおすすめ。Wi-FI設定シートが超がつくほど優秀でした。

ネットに繋いであるスマホでAtermらくらくQRスタートっていうアプリをダウンロードして、読み取ればあとは書いてあるとおりに操作していけば終わりです。

セキリティは標準でWPA/WPA2 PSK

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だとWEPが標準でした。これが困った話で設定が面倒になった理由。最新端末のこいつは標準でWPA/WPA2 PSK接続になっています。簡単に言えば標準で強力な暗号通信を施してくれています。

らくらくQRスタート使っとけばとりあえず大丈夫。のちのちにカスタマイズするかもしれないけれど、誰でも使いやすいのは良いところ。

使ってみた感想

通信速度

11ac 3ストーリムモデルを最大限生かしているかは今のところはわからないけれど、有線LANに関して言えば、直接フレッツの通信端末に繋いだ時と同じ速度が出るようになりました。(以前は100MbpsのWAN/LANを使っていたので)

通信速度の計測を行った数値は300Mbps近く出ています。(元々フレッツ側の通信速度が300Mbps前後だから多少減衰する程度)今まで50Mbps以下だったので体感で反応速度に違いを感じるくらい良いです。

無線LANは1.5倍くらい速くなりました。最初はあんまり変わらないか?とも思いましたが、無線LAN通信はそれほど伸びないようです。理由はacに対応した端末を持っていないのと周りのWi-Fi環境に依存するため。

思ったことといえば、マンガアプリを起動させたら画像の読み込み速度が目に見えてわかりました。ただし、元々スマホ・タブレット端末自体がそれほど良くないので起動速度があがるっていうわけじゃないです。HD画質のビデオが多少見やすくなったぐらい。

通信安定性と評判と選択理由

やっぱりNECのAtermは最高。前機種もAtermで設定以外は困ったことはなかったし、今回は設定も簡単。評判どおり安定してます。

こういうの選ぶとき大体レビューとかをみてから考えていきますが、最新機種でレビュー数は少なかったけど普通以外の使い方をしなければ良いと言う感じでした。

また、これの一つ前の端末がWG1800だけど評判よさげなのが大きい。WG1800とWG1900の関係はマイナーチェンジというか上位機種というより最新版に相当すると思われます。最初はWG1800にしようと考えましたが2014年モデルだから今後のことを考えて新しいやつを選びました。

機種によって違うけどNECの端末が概ね好印象な評価が多いからNEC使っとけばとりあえず良いのかなって感じでした。裏を返せば悪い評価が少ないわけだし。

あとは、他と比べると若干高いのでコスパを取るか安心を選ぶかはありました。元々もっと安い機種にする予定を、無線LANルーターは本当に長持ちするのでちょっと高くても、長期間使うこと考えたら1万前後ぐらいにしようと考え直してみました。前回の機種が6000円ぐらいのAtermは全然壊れなかったためWG1900HPにしたのは、次のことを考えたらこの選択で正解かな。

まとめ

最大通信速度が866Mbps以上なら、通信安定性に関して言えば制御装置のテクノロジーに依存するからパッケージに書いてある技術に注目したほうが良いと使ってみて思いました。NEC以外だとASUSなどの付加価値とかも良いが、今回は安定性選びで。

そんなわけでレビュー終わります。長く使えそうな無線LANルータでよかった!

ではでは!