2013年に発売してから世界中で大ヒットの家庭用ゲーム機PlayStation4。
最近PCゲーム、PS4、Nintendo Switchが競うように独占ソフトを発売していますね。
天下の任天堂様は元々マリオやゼルダやDKなど自社ラインナップで勝負、SONYはサードパーティへの呼びかけを続けて超高解像度でゲーム性豊かなソフトでPCゲーム業界に負けないとばかりに頑張っています。
PS4お値段3万円。(結構高い)
今までPCゲーム+家庭用はPS3で我慢してましたが第8世代据置型ゲーム機デビューしました。
ゲーム用PCを持っている人目線でPS3とPCとPS4の比較検討やどのタイプが良いかなど使用感や実際に使える容量などまとめました。
PS4の基本仕様
500GB、1TB、Pro(1TB)の三種類で勢いによる注文だったので500GBの一番安いやつにしましたが正しかったのか。
PS4はソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) より発売しました。CUH-1000系(初期型)希望小売価格は39,980円とPS3と比較したらかなり安く設定。(現在は3万前後)規格がブルーレイのままなのと(CD→DVD→Blu-ray→Blu-ray)2010年代にメモリの価格下落と性能が頭打ちになり始めたことも影響していると思います。
1TBのPS4は数千円違い、2016年に新仕様のProは結構いい値段です。ちょこっと違う部分をまとめてみました。
CUH-2000AB01(500GB版)、CUH-2000BB01(1TB版)
メインプロセッサー | Single-chip custom processor |
---|---|
CPU | x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores |
GPU | 1.84 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine |
メモリ | GDDR5 8GB |
ハードディスク | :500GB×1 or 1TB×1 |
外形寸法 | 約 265mm×39mm×288mm(幅×高さ×奥行き) |
質量 | 約 2.1kg |
光学ドライブ | (読み出し専用)BD 6倍速CAV DVD8倍速CAV |
入出力 | Super-Speed USB (USB 3.1 Gen1)ポート×2 AUXポート×1 |
通信 | Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)IEEE 802.11 a/b/g/n/acBluetooth® 4.0(LE) |
電源AC | 100V, 50/60Hz |
消費電力 | 最大165W |
動作環境温度 | 5℃ - 35℃ |
AV出力 | HDMI®出力端子(HDR出力対応) |
公式より
CUH-7000BB01(Pro)
メインプロセッサー | Single-chip custom processor |
---|---|
CPU | x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores |
GPU | 4.20 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine |
ハードディスク | 1TB×1 |
外形寸法 | 約 295mm×55mm×327mm(幅×高さ×奥行き) |
質量 | 約3.3kg |
消費電力 | 最大310W |
AV出力 | HDMI出力端子(4K/HDR出力対応)光デジタル出力端子 |
公式より
要するに何が違うのか・・・
ProはGPUが強化されて4Kに対応して超高画質対応ゲームでは最高!質量と消費電力最大が増えた。
というわけでPS4Pro限定のゲームがないことから4Kテレビを持っている人向けなのが明らかです。
結構良いパソコンみたいな感じでPCと違いゲームに特化していることを考えると驚異の仕様です。
PS4の付属品とネット環境について
新型コントローラー(DUALSHOCK®4)
HDMIケーブル
USBケーブル
電源コード
モノラルヘッドセット
HDMI端子がついたテレビやモニターがあればOK、ネットゲームなどに使えるヘッドセットも付いてくるので便利ですね。音質は言うまでもないです。
LANケーブルは入ってなかった。
これが買ったときに一番困ったことでした。
PSNを使用するためにLANケーブルかWifi
Wifi接続可能です。
安定した接続を求めて私は有線LANをおすすめします。最初の内はPCやPS3のケーブルを使えば大丈夫です。
ネット接続は必須?
必須ではないですが確実にあったほうが良いです。最近はセールもあるのでお店よりもお得なこともありえます。
これだけ楽々操作できるとずっとネットに繋いでおいたほうが良いと確信しました。YouTube再生はこっちに移行することも検討してます。
PS4の初期設定は簡単で優れたUI
詳しく書く必要なく簡単です。書いてあることに従っていけば完了します。説明書がなくても優れたUIのため問題なし。
初期設定:5分
PSN接続のためのバージョンアップデート:5分
PS3と違って直感的にこれすれば良いとわかるようになっているのは嬉しい。
気になる個人情報(名前や自分の履歴)等々に関してはどうするか聞いてくれるので後々面倒なことにならないです。
あとヌルヌル動くのでホーム画面は慣れると物凄く速く操作できます。
コントローラー歴代最高
DUALSHOCK4は凄いです。PS2からPS3に移行した際に結構不満が多かったのに今回すべて解消しています。マイク付き。
PS3でPSNのゲームは二度とやりません。数倍やりやすくなっているので完全に移行するべきです。
トリガー(R2)が押しやすい
物凄く押しやすくて感動しました。PS3でR2を頻繁に押すゲームやりたくなかったのを覚えています。軽く押せてしかも深く押すのも簡単。
グリップの滑り止めが良い
裏が特殊加工されているから手に吸い付くような感触。安定するのでボタンが押しやすい。不満がここまで無くなるとはと感心したほどです。
パッドボタン
真ん中にあるタッチパネル。これはSTARTとSELECTに相当しているため端っこを軽く押すだけでSTARTボタンになるのが予想外に便利。
RTAとかならコンマ1秒早くなるのでチート機能です。
困ったことは説明書で対処可能
基本的に説明書がなくても直感的に使えるようになっています。
でも、気になるところ色々ありますよね。主に初期設定系、複雑な操作は検索すればよいけど簡単なものほど面倒で見つからないものです。
クイックスタートガイド
PSNの接続、ゲームのシェア、機器の接続系。超基本情報が簡単に書かれています。
初期設定全部これに任せられます。
セーフティガイド
HDDの交換とコントローラーのバッテリー交換について書いてあります。
絶対にやらないけどやるかもしれない事に気を配ってる最高さ。
お子さまのために
セーフ機能の説明された紙があるので子どものために機能制限が簡単にできるように書いてあります。
使わないけどお子さんがいる人にはいいかもです。
アフターサービスのしおり
アマゾンで買ったから初期不良や壊れたときに心配でした。
これ使えばOKなので安心ですよ。
静か
PS3よりファンが静かで放熱も少ない印象です。
元々PS3(3000タイプ)が静かなので違いはよくわからない。
容量は500GBで足りるのか
500GBとか書いてるけど実際に使える容量は少ないのが普通ですよね。408.4GBでした。普通のHHDでは500GB=465.5GBでシステムだけで50GBぐらい場所をとっている計算になります。
ハードディスクは25%残しておくのがおすすめなので実際に使いたい容量は300GB。
1本のゲームは20~50GBでPS3は一部のみだったディスクインストールが強化されて実質的には1本で20GB分入れることになります。
ゲーム10本程度なら問題ないかなと思います。トルネはPS3に任せれて、普通のゲームはパッケージ版にして完全クリア後に放棄すれば大丈夫ではあります。ダウンロードゲームはいくつかやる予定がありますが、10GBが多いので問題ないかもです。
若干強がりましたが正直に言って足りなくなったら困るかもしれません。20本ぐらい欲しいゲームがあるので本当におすすめなゲーム以外はガンガン破棄しなければならないのが難点ですね。
それでも3万とちょっと(定価は29980円+税8%に大体5%引き)は魅力的です。ゲームをたくさんやる予定の人は1TB(1000GB)の方が安心かもしれません。
Proは必要なのか?
4Kテレビ持ってる人は絶対こっちがいい。そもそも4Kが使われる機会が減りすぎているのでここで活用しなくてどこで使うのかと思ってます。なにせPS4は映像美が売りです。
PSVRも検討しているならちょっと違って見えるらしいのでありだったかと思いました。
とりあえずおすすめゲーム
注目していたゲームで好評だった作品群。PS4独占系はとにかくヤバイです。
元々PS3発売された2000年代はタイミングが悪かったと言えます。HDDやメモリの容量がインフレした時期です。PS3は初期版が20GBで現在は500GB。メモリも今の主流は4GBなのにPS3は256MB。
容量のインフレが終了した時期に出たのがPS4でグラフィックが成熟してクオリティが高いものばかりです。
ニーア オートマタ
ドラッグオンドラグーンやニーアレプリカントの横尾太郎氏による新作。PSゲームユーザーなら絶対にやっておきたいひとつ。
キングダムハーツ
KH3がPS4で出ることが確定してるのでHD版をやり直す選択肢があります。とにかくボリュームが膨大なので一つでかなり美味しいゲームになってます。
人喰いの大鷲トリコ
なんのためにPS4があるのか人喰いの大鷲トリコです。『ICO』と『ワンダと巨像』の上田文人氏による新作。2009年に発表されてPS3発売予定がPS4になったパターン。PS4で出来ることが増えすぎてクオリティアップのため開発が遅れに遅れた一作。
まとめ
PS4自体にそれほど期待していなかったのにPCゲームと差別化できている所はかなり気にいったし、PS3やPCと比較してUIやレスポンスが物凄く良かったです。PS4は想像を超えたもので満足できました。