なんと、Huluで週刊ストーリーランドが配信開始されましたよ。
週刊ストーリーランドといえば1999年10月14日から2001年9月13日まで日本テレビで放送されていたアニメ作品。
ピンと来ない人は謎の老婆シリーズの老婆の名言。「高いか安いかそれは、お客様のお考え方次第でございます」で思い出してもらえるかな?
大人気バラエティ番組のマジカル頭脳パワー!!の後釜の番組で1度観てみるかと思ったら超面白いし、基本短編なので視聴しやすく、謎の老婆シリーズや名奉行・文さんなどなど名作がたくさんありましたね。
おすすめ回やおすすめシリーズなど紹介したいと思います。
週刊ストーリーランドとは?
世界中の面白い話、視聴者から公募されたアイデアを元にアニメ化を行った、1999年から2001年まで放送された視聴者参加型番組。
視聴者からストーリーを募集して、普通のアニメだけではなく司会がいて(実写で)物語について語ったりと画期的な番組。(動画ではアニメのみが配信されています。)
短編で中には2~3分で終わるものまで様々なオムニバスで構成されていて、短いストーリーながらサクサクと進むお話とどんでん返しで面白い作品ばかり。
中でも有名なのは・・・謎の老婆?いやいやそれ以外にもありますよ。(老婆は最後で!)
女警部・神宮寺葉子
警視庁城北警察署の警部・神宮寺葉子が部下の刑事・江森宏治と共に様々な事件を解決するシリーズ。
主人公神宮寺は45歳と渋い設定。ストーリーが始まった瞬間から色々な推理要素と被害者の詳細情報、容疑者の情報・・・
超ハイスピード推理アニメ。
ほとんどサスペンスドラマです。通常金田一では数話。コナンでも1話や2~3話ぐらいなのに、この番組は何本かの短編を毎回放送しているため、1話に満たない短い時間しか放送時間がないため推理から紹介まではやいはやい。
当時、名探偵コナン・金田一少年の事件簿など推理物のアニメ全盛でしたね。実はコナンのアニメを作っている東京ムービーが制作していて、金田一少年の事件簿のBGMを使っているんだとか。
三面記事太郎
小さな町の小さな新聞社で三面記事専門の記者として働く男の新聞記事の物語。
内容としてはちょっとした(不思議な)事件を淡々と話されるもので、最後に真実が明らかになるというもの。
この作品はフフってなってしまうものが多かったのを覚えてます。3年隠れているお話は本当好き。
名奉行・文さん
江戸の町奉行・松山文左衛門(愛称:文さん)が、住民たちの揉め事に際して面白い裁決を下すというシリーズ。
母親探しが大岡越前の子(供)争いを元に作ったようなストーリーで面白かったのを覚えてます。(ストーリーランドは原作ありやオマージュ作品多かったような?)
好きなシリーズだったけど、他にどういうのがあったか詳細までは覚えていないので紹介少なめで!
謎の老婆
謎の老婆が露天で不思議な商品を販売するところから始まる人気シリーズ。放送回数は全部で28回と最多です。
謎の老婆が今時露天で、たった一つの商品を売っている。序盤のうちはかなり安めの値段設定で商品が売られていて、比較的気軽にお客さんが買い、
その商品によって、不満に感じていた事を解消される。
ある日再び老婆が違う商品を販売していて少しだけ値段が上がっている。また、買う。
それによって人生は好転していくが、一方で徐々に暴走していきます。
最後には暴利ともいえる値段で売られてるが、結局買う。そして・・・
大体バッドエンドが多いんですよね。
一部の名言。
『○○』という意味でございます
「高いか安いかは、お客様のお考え次第でございます」
「商品をどう使うかは、お買いになった方の心掛け次第でございます」
このストーリーの醍醐味はドラえもんみたいなSFな道具にありますが、それに魅了されてどう行動するのかという人間模様がとにかく面白い。言い回しの仕方がたまらなかった!
予想外のハッピーエンドになった「使えない傘」は今でも覚えています。使えないライターが老婆シリーズの初回だけに印象深かったです。(ネタバレはあえてなし)
全シリーズの一覧おいときます!
『使えないライター』 『ほんとうのゴミ箱』 『使えない傘』 『ほんとうの留守番電話』 『ぴったりのベルト』 『すすんでいる帽子』 『正直なパソコン』 『終わらない水』 『しつけのパジャマ』 『謎の通信販売』 『ついているハンカチ』 『おくれるリモコン』 『はやくなるサングラス』 『ひかる地図』 『ふえる貯金箱』 『かえすマスク』 『なくなるファンレター』 『おちるワイン』 『集めるまんじゅう』 『最後の年賀状』 『かくワラ人形』 『生み出すニワトリ』 『あこがれのカーテン』 『もどるパラシュート』 『当たる虫眼鏡』 『節約するおにぎり』 『美人のシャワー』 『きびしい出席簿』
Huluで配信されている回は?
4月時点で配信されているのは 女警部・神宮寺葉子シリーズの3作品。
超ハイスピードな推理ぷりはやっぱり面白いですねぇ。子どもの頃に感じた感想とは大きく異なるのがまた感慨深いです。
最近のHuluの傾向として全部一気配信ではなく、過去の人気作品を少しずつ配信するパターンが増えてきているので、これ3本で終わりってことはないと思います。
配信サイト(Hulu)では老婆の画像も登場しているので謎の老婆シリーズは配信される可能性が高そうですね。
楽しみですね。ではでは!