今一番面白い日常系通学路 「月刊コミックフラッパー」で連載中の川崎直孝先生の漫画。
女子高校生が主人公の漫画ってたくさんありますよね。
けいおんやらきすたなどほんわか日常系4コマ漫画色々あるけど、メガネでオタクな女の子が主人公でぼっちじゃないスタイルは珍しいと思うんですよ。
一部で大人気のこの漫画のあらすじやネタバレしつつ紹介しますよ。いつかアニメ化しよう・・・
ちおちゃんの通学路
「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが“中の下"な女子高生・三谷裳ちおに襲いかかる! 波瀾万丈のエクストリーム登校コメディ!!
出典:ちおちゃんの通学路
主人公の三谷裳ちおちゃんは中の下の人生を歩もうとしているゲーマーな女子高校生。(顔芸の申し子)
1話ではお馴染みの遅刻遅刻から始まるごく普通の始まりかと思いきや徹夜でゲームをしていたという学生オンラインゲーマーの鑑のような行動。
安定感のある工事中の道。
となるとこれはアサシングリード的な展開です。漫画で遠回りして遅刻なんてありえない。
屋根に上ってダッシュ。訓練されたエクストリームな人間ならできそうでも実際に女子高生がやってしまうとこうなってしまうよね。
出典:ちおちゃんの通学路
地味なことを割と本気でやるとこうなるな漫画です。
目立つことが嫌いなのに色々やっちゃう
漫画の中では目立つことが嫌いと言ってますがとにかくアクティブに行動してしまうちおちゃんです。思い立ったらやっちゃうけど大体後で後悔する子と間違いなしなタイプの人です。
もういっそのこと遅刻をしてしまえば楽なのに考えなしに行動しちゃうことから始まるコメディ。
いざ屋根に上ってしまってうまく進むことができても建造物は全部は繋がっていない。エクストリームジャンプできなければ進めないような場所があったら、どうするのかというと徹夜でゲームで学んだ一見進むことができない道があるなら作ればいいじゃない。
あれですね。実は壁が脆くなっていて叩けば通れたり(迷ってくそゲー扱いしたり)、ジャンプでギリギリ届くとか(あれ体打ち付けて肋骨何本か言ってるんじゃないかとか)。人を足蹴にするとか(危険なのでやめましょう)。
現実でやっちゃうとヤバイ。
人に乗っかって進むしかない。石ころを投げて、いけ好かないアルマーニの人を高級パイソンガードさせて
出典:ちおちゃんの通学路
軟式テニス部だけど一度もその描写を生かしてはいない気がする。
安定の二人とリア充一人
1話ではほとんど通学路を攻略する話ですがその後のメインはちおちゃんの友達の野々村真奈菜と天然系スポーツ少女のリア充の細川雪との会話です。どこかぶっ壊れている3人の会話が秀逸すぎます。
細川雪は天然過ぎてそこらへんのおっさんと友達になってしまったり自分のやりたいことにおいては羞恥心を忘れているけど高ヒエラルキーに属する女の子。
ちおちゃんは細川さんに声をかけられているのに実は自分にではないと疑ってゴミに突っ込む。さらに細川さんの友達と出会ってしまったらSWATターンでトイレに駆け込んで孤立を防ぐスタイル。
友達の友達と話す難しいことをこういう風にエクストリーム化されてて面白いです。
クズ系いい人の真奈菜
ちおちゃんと真奈菜は基本クズです。特に真奈菜はクズレベルが非常に高いです。
とても仲良しで目立たないキャラとしてお互い理解しあっていて何かとあればディスりあえるが本当にやばい時は空気を読める。いい関係なんですけど。
モブキャラカップルを見かけたら間に入って縁を切る。リア充っぽいカップルの間には入らない。圧倒的小物。
学校ヒエラルキーの下のほうに君臨する2人は細川さんに歩み寄ろうしてる時も3人で会話すると一人余るのを考え、ちおちゃんを犠牲にして細川さんと仲良くなろうとする有様。
大体失敗してちおちゃんの所に戻ってくるんですけどね。行動と言ってることが伴わない可愛そうな女の子です。可哀想ではなく可愛そう。
日常でありそうだけど絶対にやらないことが面白い
全体的にそうなんですけど現実では絶対に起こらないことばかり。
尿意で男子トイレに入ってしまい出ることが出来なくなったり、
不良に絡まれて言葉巧みに勝ってしまったり、
少女にかんちょうされたり、
基本顔芸とエクストリーマーな漫画です。
まとめ
こういう系の漫画って徐々にグダグダしていく印象あるんですけど巻を進めるほど面白くなるので思わずおすすめしたくなりました。
長期連載で角川の漫画なんでそろそろアニメ化するのではないかなとひそかに期待してます。