【君の名は。】の感想をRADWIMPSのサントラで【全27曲】

最高のサントラ。

どうも、こんにちは!

予想を超えて興行収入が100億円を突破したアニメ映画として異例の大ヒット映画、君の名は。前評判はもちろん上映後も口コミなどを中心にレビュー等々では4点以上と評判いいですよね。

そんな映画を観たのは1ヶ月程度前。普通の作品なら絶対にしないのに、君の名は。のサウンドトラック(RADWIMPSのオリジナルアルバム)を聴いてみました。

初めて高いスピーカーを持っていて良かったと思わせてくれた。で・・・タイトルと曲順がいい感じに感想書けるようになってました。多分映画を観た後だとより楽しめて、かなりのネタバレアルバムでした。

というわけでサントラの収録曲やおすすめポイントや感想など紹介します。君の名は。のネタバレが多く含まれます。

君の名は。

軽くあらすじを・・・

www.youtube.com

1200年ぶりという彗星の接近が1か月後に迫ったある日、山奥の湖を囲む糸守町に暮らす女子高生の三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から東京に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で念願だった東京を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている奇妙な夢を見ていた。 繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている記憶と時間。何度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止めてゆく瀧と三葉。残されたお互いのメモを通じ、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら状況を乗り切っていく。 引用:wikiと公式より

www.asokata.com

前回の記事に色々書いたので追加として、

アニメ映画の中でも抜群に評価が高かった秒速5センチメートルの監督・新海誠の新作。

秒速5センチメートルは映画の興行的には全国的な知名度はイマイチだったがDVD/BDを10万枚売り上げるほどファンが多い作品。元々評価高い人が監督・脚本・原作・編集をしているのでファンにとっては期待がかなり高かった。(個人の感想)

アニメのピアノは大体名曲

秒速5センチメートルのサントラも持っていますが共通して言えることが一つ。新海誠監督の描く世界はSF要素が絡んで、切ないシーンが非常に多い。

切ないシーンの音楽にハズレはほとんどないし、大体シンプルにピアノ。君の名は。も良い曲ばかり。

では本題、

RADWIMPS 君の名は。

  1. 夢灯籠
  2. 三葉の通学
  3. 糸守高校
  4. はじめての、東京
  5. 憧れカフェ
  6. 奥寺先輩のテーマ
  7. ふたりの異変
  8. 前前前世 (movie ver.)
  9. 御神体
  10. デート
  11. 秋祭り
  12. 記憶を呼び起こす瀧
  13. 飛騨探訪
  14. 消えた町
  15. 図書館
  16. 旅館の夜
  17. 御神体へ再び
  18. 口噛み酒トリップ
  19. 作戦会議
  20. 町長説得
  21. 三葉のテーマ
  22. 見えないふたり
  23. かたわれ時
  24. スパークル (movie ver.)
  25. デート2
  26. なんでもないや (movie edit.)
  27. なんでもないや (movie ver.)

RADWIMPS最新アルバムは、今夏公開される新海誠監督のアニメーション長編映画『君の名は。』のために制作された、主題歌4曲と劇伴22曲を収録した大作! ポスト宮崎駿・細田守と謳われる新海誠監督とRADWIMPSによる綿密なやり取りを経て完成した今作は、プロット段階から1年以上かけ、妥協のない作業を繰り返した末に生まれた、オリジナルアルバムに匹敵する濃密な作品。 RADWIMPSの多種多様な音楽性と、新海誠監督の美しくも切ない詩的な世界観が化学反応を引き起こし、音楽とアニメーションのかつてない密なコラボレーションによる作品となった。 さらに、RADWIMPSの今までの全てのソングライティングを手がける野田洋次郎だけでなく、RADWIMPS史上初となるGt.桑原及びBa.武田が作曲した楽曲含む22曲の劇伴を収録。 さらにブックレットには、映画の場面カットやRADWIMPSのメンバーフォト、劇伴のピアノ譜なども収められており、映画『君の名は。』の世界観を余すところなく詰め込んだ、LPサイズ仕様のスペシャルパッケージに仕上がっている。出典:Amazonより

やたら長い説明が書かれていましたが、ザックリまとめると

・アルバムだけどサントラ。

・全27曲(劇伴22曲・ボーカル楽曲4曲+1曲)

・映画のための楽曲

アーティストが映画のサントラまで作るのは滅多にないことです。それだけに映画との親和性が高い。

あのシーンが思い出される(感想)

多分、曲の流れた順になってます。(間違ってたらすみません。)これを聴いた後に感想を書けばよかった。

1.夢灯籠

一番最初に流れた歌。前前前世が主題歌かと思ったのに、まさかのこれ。全4曲映画館で流れた事実は異例であるが違和感なし。2:11と短め。

1ヶ月も前の話なので記憶が曖昧ですが曲に登場するリリックが気になったことを覚えている。

5次元にからかわれて

四次元を超えていたが時間以外に何が関わっているのだろうか・・・

一般に三次元は縦・横・高さ。それに加えて時間を入れれば四次元。通常の5次元は重力。

今回は匂いとか振動とか。どれにしても感覚っぽいですね。おそらく正解は感情

深く考えるなって話ですけどね。

2~7 日常シーン

どこにでもある日常。

BOSS

企業名使ってカフェをBOSSにするのはいい手法。

アニメっぽい楽曲だけに野田洋次郎さんの音楽は幅広い。

おすすめは糸守高校。

8. 前前前世 (movie ver.) 9. 御神体

2個目の歌入るの早すぎ曲。ノンビリしたストーリーから一気に変わる辺り。曲を使って何度も入れ替わる部分をカットしている。

カラオケ屋に行けば上位表示されるので歌いたくなるかもしれないが、無茶苦茶難しいので一度練習してから歌おう。 

山が美しすぎるやろ・・・な御神体。

10.デート

超卑怯なピアノ。

立花瀧と奥寺ミキのデートのこと。なぜこんなに切ないデートしてんだと思った部分。立花瀧が宮水三葉を好きになりかけてた(あるいはもう)し、奥寺ミキがすきなのは三葉の入った瀧。

立花のなんだか違うような気がする感と奥寺の明らかな好意なし

ここで初めて二人が恋していたことに気が付く。

11~18 ただただ、絶望

入れ替わりがなくなるし、町が消えてるわ・・・飛騨は美しい景色だったけど!

もう絶望するの確定しているわけですよ。流星で町がどうなったか予測ぐらいできているわけですよ。過去なんだろうなってことは最初に分かったよ!

新海監督らしい話の流れ。

19.作戦会議 

勅使河原克彦と名取早耶香大活躍編。

避難させるために大掛かり過ぎる行動にヒット映画を意識している部分を垣間見た。派手な演出は必要だよね。

20~23 絶望2

すきだ

マッキー使ってんじゃねぇよ(推定・ZEBRAペン)

24. スパークル (movie ver.)

この曲8:57で一曲にしては長すぎる。映画のBGMをそのまま入れたのかもしれません。

記憶が確かならば三葉がダッシュしてたような気がします。

三葉の父・宮水俊樹と妹・宮水四葉と祖母・宮水一葉が一緒にいるシーンでなんとなく全て繋がった。

宮水一族は入れ替わりする家系なんだろうね。俊樹がわけのわからないことを言うやら守れなかったとか、一葉も代々的なこと言ってたし。小説では映画で伝えれきれなかった部分が載ってるらしいけど真相はどうなのだろうか・・・

25~27 END なんでもないや

秒速5センチメートルを意識している。5回観た私と初見の人では大きく感想変わるはずです。

すれ違うシーン再びなわけだからね。人によってはわけわかんないって感想があっても変じゃない。

私は今まで新海作品で何度も絶望エンドを観てきた。秒速5センチメートルは踏み切りを渡ったら彼女はいなかったからね。ワンモアチャンスなかった(元々そういう曲)。

2013年の言の葉の庭も作風を変えてきていると新海監督が言っていたのに、成長と言う面ではハッピーエンドだったけど完全なハッピーな終わり方ではなかった

ドキドキしていたわけですよ。今回はどうなるのかって。

主人公とヒロインが幸せになるエンドを待ち望んでいました。

サントラにはなんでもないやの心臓の音?ぽい音(ドドンドドンドン)が映画用の効果音ではなく、そのまま収録されています。

あのシーン観ながら私も緊張したけど、BGMで心音にするのは斬新。


結論としては、全体通して飽きること無い傑作でした。

まとめ

映画の流れを思い出すことができるサントラ・君の名は。は本当に映画のための楽曲だったなあと改めて感じました。

たまには歌詞カードを観ながら音楽を聴くのも趣深い。(映画のシーンと一緒に歌詞が載ってます。)