今際の国のアリスの最終回を考察!あらすじ&ネタバレ感想

ネットフリックスで配信が開始されて、世界中で話題になっている今際の国のアリス。

2010年に週刊少年サンデーSで連載開始されて、のちに週刊少年サンデーへと移籍して人気のまま18巻で完結しました。

結局今際の国ってなんだったのか?アリスはどうなったのか?

ザックリとあらすじとネタバレになりながら、最終回というよりもラストの展開について紹介していきたいと思います。また、漫画版は結構特殊な連載方法がとられているのでそこらへんも詳しく紹介しますよ。

アニサン「今際の国のアリス」

今際の国のアリスのあらすじ

有栖良平はいわゆる世間でいうところのおちこぼれで、高校生で大人になるという手前で色々なことを考えてしまう少年で、ある日夜中に苅部大吉と勢川張太と遊んでいると、朝の4時に大きな花火が上がった。

目覚めると荒廃している東京が広がっていた。

有栖良平はどこかわくわくしていたが、不安もあった。

そんな中で人がいないのに神社のお祭り会場が広がった場所にたどり着くと、女性があらわれ、

もしかしてまだこの国に来たばかりで 何も知らずにここに入ったの?

死の可能性もあるげぇむが開始される。

今際の国のアリスのストーリー展開

有栖良平は非情なげぇむを進めながら、ある時苅部大吉と勢川張太を失います。とんでもなく非情なげぇむでとても悲しい終わり方をします。

また、げぇむを通して宇佐木柚葉との出会いでまた新たな希望などを取り戻していき、

有栖良平は幾多の死をみながら、げぇむとこの世界の真実を知ろうと奮闘していきます。

げぇむではトランプのカードが用いられていて、ビーチ編ですべての1~10のカードのすべてのゲームが終了したことで、次の戦いとなるねくとすてぇじ。J~Kとの戦いが始まる。

今際の国のアリスは特殊な連載

とにかくこの漫画は特別編がめちゃくちゃ多いです。なので途中から全然ストーリー進まないって感じます。

確か私は15巻ぐらいでこの漫画を知って読み始めたのですが、事情を知らなかったためこの不思議原作に謎を感じていましたが、

実はこの漫画何度もサンデーで短期掲載されていたみたいです。

通常はサンデーSで連載されていて、たまにサンデーで特別編が掲載される方式だったようです。人気絶頂になったところでサンデーで月1連載が開始されるという流れです。

なので、やたらと主人公が出てこないストーリーが多いです。実際、本編をみるとアリスはげぇむ回数はそんなに多くないんですよね。

げぇむの心理(過去)描写がすごすぎる

一般的なデスゲームを想像しながら読むとちょっと違う?ように感じます。

描かれているのは葛藤です。醜く人が争いあうというより、それぞれ考えがあって動いているのが全部説明されているので、違和感なくストーリーが描かれていてとても分かりやすく面白いです。

例えば、ビーチ編の滞在者の集団たちもそれぞれ思いはあり、なぜこうなっているのかわかっていて、ただのパリピ集団でないのが好感をもてます。

九頭龍慧一のあれだけ真面目な弁護士で最後には自分で選ばないという選択をするところとか、敵と戦っているというよりも自分と戦っているようなストーリー展開は滅茶苦茶熱いです。

つまり、キャラクターひとりひとりが魅力的なんですよ。その魅力を引き出している心理描写がとにかくすさまじい説得力があってこれほど丁寧な作品はレアです。

とこれくらい魅力を言ったところで、ラストにつながります。

今際の国のアリスのラスト

最終回に関していうと、東京隕石災害が起きてから2年がたった世界であなたはなぜ生きていると思いますか?という街頭インタビューがいろんな人にされて、主人公は臨床心理士になることを決意するというところで終わります。これはあくまで最終回なのでエピローグに近いです。

確か読んだとき???ってなりながら読み終えた記憶があります。

謎が全然わからなかったって。今際の国のアリスって何だったんだ?ってなりました。

1~18巻まで一気に読まないと展開がよくわからないし、この辺に関してはあれだけ丁寧に説明してくれたのになんでここは雑?って

しかも、この漫画16巻ぐらいまで”ぷれぃやあ”と”でぃいらぁ”の関係が明らかになりつつ、真実が語られようとする手前でそのストーリーが終了したりと消化不良なところがめちゃくちゃ多いんですよ。っていう気持ちが1回読んだときにはありましたよ!

ネットフリックスのドラマ版が開始されたということでもう一回読んでみたらやっとわかりましたよ。

真実はいらない?

げぇむではトランプのカードが用いられていて、ビーチ編ですべての1~10のカードのすべてのゲームが終了したことで、次の戦いとなるねくとすてぇじ。J~Kとの戦いで様々なドラマが生まれつつ、

17巻ではぁとの加納未来とげぇむをするところで、この国について語られます。(げぇむは3セットのクロッケーを終わらせることで勝敗は関係なし。)

実は1000年後の未来でこれは仮想現実なんだ!と加納未来が言うが

ってのは嘘で・・・

とすぐに手のひらを返します。

そして最終巻・18巻で

今際の国がなんなのか・・・本当の答えを

アリスが加納未来に求めます。主人公は異常なまでに答えを求めているんですよね。友達を失っていますし、わからないことだらけなので。また、読者はある程度この世界が何なのか分かりつつありますが、当のアリスは全然わかっていませんから。

そして、実は幻覚なのだと、加納未来はアリスの精神科医で実は今はカウンセリングルームの中で話していたと。

でこれもクイーンの罠。そうして精神世界に閉じ込めてげぇむをとちゅうきけんさせて、げぇむおおばぁにするための戦略だったのです。

全部が語られると思ったら全部嘘だったということになります。あるいは真実を混ぜた嘘。

アリスは自分はなんのために生きているのか。 彼の存在理由そのものだったと。加納未来がいいます。

精神世界に引きこもったアリスは自分自身の本音と話すことになり、

生きる理由? 意味? 「答え」?

そんなもん、 知ったことか!

と何のために生きるかとかよりも

今一番、何がしてーの?

と精神世界から脱出します。

そこで今際の国の国民もなぜげぇむをやっているかわからないことが明らかになります。

最後に

「答え」探しはもう、やめたんでしょ?

答えを求めないという多くの中の1つの答えにすぎない

と加納未来が語ります。

もちろんアリスは答えを求めてはいますが、もっと大切なものがあることを理解します。

げぇむがすべて終了すると次回のげぇむに参加することができる、永住権を手にするか手にしないかを選択することができます。

アリスは永住権を手にしないを選びました。そして、じょおかぁと出会いますが

あんたはただの、中間管理職だろ?

と一蹴します。

また、この永住権を手にしないことが答えを探すことやめたことに他ならないということです。

そして、永住権を手にしなかった人たちはこれまでの記憶を失い現実の世界に戻ります。

実は最初に花火だと思っていたものは隕石が衝突したものだとわかります。

そして、臨死体験で隕石が落ちてきた瞬間に今際の際にいたときのことだったんじゃないかと患者(今際の国にいた人達)同士が話します。

今際の国はなんだったのか?

当初感じたことは、臨死体験ということすら真実ではないのではないかと疑っていました。あれだけ加納未来が嘘をついた後だし、あくまで患者の推測であると・・・でも臨死体験なんだとかなり強めに言っていたので真実であることが暗示されています。

全体として、主人公のアリスは最終的に答えを求めることをやめました。それよりも大切なものがあり、楽しめるから。

この全18巻上には答えはないです。(ただ)

最初から最後までらしいというか答え自体はそれほど大切ではないということが散りばめられていました。主に心理戦重視でしたし。

誤魔化されたような終わり方でもあるんですが、じょぅかぁが最後に登場して、この国についての答えを知っていたとしても、多分その上についての答えが必要になってきて、きりがないのだということが暗に言っています。

それくらいなら、あえて答えを求めないという選択肢を選んだ主人公に感銘をうけます。

加納未来もそれを知ってどうするんだと、言わんばかりの様々な嘘の答えを出してきています。

探したところであまり意味がないというか。

あれだけ執着していたアリスも答えは知りたいけれど、優先度が下げて答えを探すのをやめたという感じです。(答えを探すのをやめたんでしょ?と言われたシーンでちょっと複雑な顔をしていたので知りたくはあるんだと思います。)

言い方を変えると、答えばかりを求める自分へのアンチテーゼ?のような。

答えを放棄してもいいのだと。

この終わり方に納得したかしなかったでいうと納得はしてます。

むしろこういう系の漫画の中では一番納得しています。大体こういうの尻すぼみで終わりがちだし、最高のフィナーレでしたよ。

今際の国の真実

厳密にいうと、なぜこのゲームが行われているのか・・・については上記のように答えはありません。読者の中にある的ななにやら、商業誌あるあるみたいな答えかもしれません。

がこの世界はなんなのか?という疑問については語られています。

今際の路のアリス

という漫画で!

例えば、最終話1個前の話で臨死体験だと話していましたが、それが本当であるということが当たり前のように言っています。

この漫画のあらすじについてはまた違う記事で紹介します。

今際の路のアリスは原作は麻生羽呂さんで、作画が黒田高祥さんで、麻生羽呂さんの作画とは違って、かなり黒々しい作画となっています。

むしろ絵はこっちの方が綺麗なんですけどね。

今際の路のアリスを読めば、今際の国のアリスのつっかえみたいなのが取れたような気がします。全体的に真実が推測するしかないって部分が多かったのがこれが真実だと結構教えてくれてます。これを読めば18巻の感想も少し変わってきます。

というわけで長々ではでは!