何・・・だと・・・
ブリーチを読み直していたら衝撃的事実が判明しました。
追記:8月22日発売のジャンプで無事連載終了しました。(ネタバレ要素を増やします。)
いつものようにオサレな演出といつになったら連載終了する?と凄まじく長い最終章に嬉しさと複雑な気持ちが入り混じりながらブリーチの73巻を読み終わり発行月をさっと読もうとしたら・・・
74巻が最終巻
2016年秋に単行本は堂々の完結です。
久保帯人先生の全世界で8000万部を突破した作品の完結ですが、本誌を読んでない方にとってはお前消えるのか状態です。というよりも打ち切りなのかな?
今回はブリーチ知ってるけど途中からよく分からないという方の為にざっくり書きながら感想を述べます。
尸魂界篇
黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?
ひょんなことから悪霊退治をしていた死神・朽木ルキアの霊圧を受け取ってしまい死神になった黒崎一護は死神の能力が減ったルキアの代わりに死神代行をすることに。平和に思われた世界で石田雨竜の行為をきっかけに、大量の虚が空座町にきてしまった・・・元々霊をかすかに見えていた茶渡泰虎、井上織姫が一護同様とは言えないが個々の能力が明らかになっていく。~8巻
緊急事態だったとはいえルキアの現実社会の人間に霊圧を渡すことは許されることではない。重罪になりソウルソサエティで稟議されることになった。六番隊隊長・朽木白哉と副隊長・阿散井恋次に連行されるところを助けようとするものの逆に一護の死神としての能力も奪われてしまう。
浦原喜助の協力をきっかけに元々備わっていた死神の力を取り戻すことになる。
はたして、無事ルキアを救うことはできるのか?
100人がいたら99人が同じ回答をするでしょうが・・・尸魂界(ソウル・ソサエティ)編が一番面白かった。朽木白哉が千本桜をしてチート感溢れる演出に絶望以外何物でもなかった。この後どうなる?この後どうなる?と単行本派もジャンプ本誌にまで手を出し始めるほどに盛り上がっていました。
残念なことに黒幕の藍染惣右介を倒すことはできなかった。(最終話でも登場することになります。)
ここまで21巻。多分これをきっかけに読むのをやめた人も多いはず。私もここから65巻が発行されるまで読んでいませんでした。
破面篇
設定が複雑になりすぎてよくわかりにくいのでざっくりまとめると。
正式に空座町の死神代行に任命されることになる。新たに一護の父ちゃんは死神だった。一護がなぜ霊力が強い理由はここにあった。
平子真子が登場する(現世に住み斬魄刀と仮面を持っていた。)彼らは仮面の軍勢(ヴァイザード)という軍団だった。
斑目一角の卍解が異常なまでにかっこいい。
空座町が襲われる。それには藍染惣右介が密接に関係していて、井上織姫をさらう。
十刃(エスパーダ)という虚(ホロウ)なのに死神の能力を持っている破面(アランカル)と戦う。織姫を助けにいったら、敵・グリムジョーが人間らしさを持ち始める仲間になりそう。結局エスパーダのひとりが「心か」と言って敗北。
ここまでの物語がなぜ起こったのか・・・藍染の110年前が開始します。仮面の軍勢達は元々ソウルソサエティの隊長クラスだったことも判明します。
空座町へ本格的な侵攻をする藍染・・・護廷十三隊との戦いも始まる。
最後の月牙天衝で藍染倒す。
ここまで48巻。
破面と藍染の謎が解かれていくストーリー。空座決戦篇は一護が全然戦わないのでいつになったら藍染と決着付くのかと思っていたら20巻以上を費やします。
最後の月牙天衝を使った一護は霊力を失ったのでこれで完結かと思わせておいて続きます。
アランカル編は一気読みすれば面白いです。時間を忘れて読みふけっていたのを覚えています。
キンドル版1巻~50巻
死神代行消失篇
ここから打ち切り説が頻繁に登場します。人気の理由のひとつ、刀がない一護に魅力を感じない人が多かったからです。たまにジャンプで読んでいましたが話についていけない上に刀ないとわからないことだらけ。
この時の掲載順が下がっていたことは有名でアンケート至上主義のジャンプなので心配されていたものです。
死神代行消失篇は正直どういうストーリーなのか説明することも難しい、言える事は・・・
銀城空吾“XCUTION”が死神の力を取り戻せると提案する。“完現術”(フルブリング)物質に宿る魂を引き出して使役出来る力を持っている集団と出会うことになった。
このフルブリングがスタイリッシュアーマーみたいで装備したのにすぐに・・・護廷十三隊の死神達の力を少しずつ刀に込めて一護に提供して再び死神としての能力を取り戻す。
ここまで54巻。ここから後と以前ではストーリーが違うので藍染倒した後の物語ということで予備知識がなくても読めます。
千年血戦篇
「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」という組織が次々と死神たちを襲撃します。実は彼らは石田と同じ滅却師(クインシー)だった。
死神と滅却師とは深い因縁があった。
ヴァンデンライヒの親玉・ユーハバッハと山本元柳斎重國こと総隊長が戦います。が、結果総隊長が卍解で1500万度の熱を出しても敗北してしまいます。
ここまで60巻。
アンケート大丈夫か?と囁かれ続けていましたがそれ以前に重大発表。
2012年2月27日11号で最終章であることが明らかになりました。これで打ち切りはなく円満に終わると確信に変わった瞬間でもあります。
イメージがしにくい方はその翌週にハイキュー!!の連載が始まっています。
千年血戦篇・訣別譚
いつまで続く?と思っている内に満4年以上経過。
石田雨竜も見えざる帝国の仲間に加わり一護と離れることになった。ヴァンデンライヒの目的は霊王宮にいる世界を統治する霊王だった。
霊王宮元々隊長だった者達が零番隊として守護している。なんと、その中には斬魄刀を作った人まで・・・元々死神は刀を持っていなかった。
ユーハバッハは能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」を持っていて、未来の全てを見通し知ることができます。チート性能過ぎて100%勝てない。
ここに最終決戦が始まる。
予想-(8月22日追記とネタバレ)
多分打ち切りじゃない
ジャンプ本誌を毎週は読んでいないので定かではないです。ただ今週号では打ち切り臭しませんでした。
最終回で重大発表があるそうなので少し予想してみます。
続編や番外編・・・微妙ですね。
実写化も考えられていると予想しましたがそれを読者が期待しているかというと少し疑問ですね。長編なので何本も必要です。難しいのではないかなと思ってます。
私の予想はアニメ化です。連載に追いついて何度もストップしていますから再アニメとなったら大きな盛り上がりを見せるのではないでしょうか。アニメ映画化の可能性も捨て切れません。
追記:重大発表は実写化でした。監督:佐藤信介、主演:福士蒼汰(一護役)2018年ロードショーで死神代行編をメインに映像化されます。
全てを映画化と期待していたので正直に言えば意外です。でも、物語的には実写向けで案外うまくいく可能性も期待しています。
なんにしても15年前から連載されていたものが終わるのは感慨深いです。
お疲れさまでした。