どうも、こんにちは!夏冬は雨の日でも1日中エアコンを付けている私です。
エアコン(クーラー)がポコポコあるいはポンポンと謎の音がすることがありません?
結構悩んでいた上で対策を講じて解消した私が言います。わずらわしいですよね。
エアコンの故障?と思っても冷房暖房機能に問題がなく、窓を開ければ音が消え閉めれば鳴り、翌日には直っていることも多いので放置しがちだと思います。でも、実は一度直せば音が鳴らなくなります。
ポコポコ音が発生理由は部屋の気密性などに問題があり、逆流防止弁を使えば個人で簡単に対処できたので紹介します。
エアコンのポコポコ問題
普段エアコンを使っていてもポコポコと音がなる事がないのにある日突然発生します。最初のうちは長く使いすぎているから?と少し休ませたり、窓を開けて換気すると、一時的に簡単に直ります。
私は最初こう思っていました。これは壊れているんじゃない。ただのオーバーヒートなんだ。負荷が強くかかっている状態なだけと
だけど、一時的に直ってもまたエアコンを使えばポコポコ音が鳴るため長い時間休ませるしかなかったり、夏は今35度を超えたりする日がありますし、冬は寒い日にはかなり困りますよね。一番辛い時は熱帯夜とか明け方に鳴る時なんかは寝れなくなってしまいます。
しかし、冷房や暖房機能に何かあるわけでもなく、壊れているとも言いがたく、そもそも暮らし始めた最初は音が鳴っていなかったし、対処するべきか、せざるべきか葛藤しながらしばらくは放置しました。
結局修理するのは高そうだから止めたのが大きいかったんですけどね。
雨や台風の日にポコポコ音がなる
これが起こるのは大概、雨の日です。台風の日にもよくポコポコします。
そもそも、何故雨の日に起こりやすいかと言うと、
圧力差による水と空気が原因だった
実は締め切った部屋は外の部屋と圧力が違います。
特に高層マンションなどは気密性が高いため外との圧力差が生じやすいです。そのためエアコンが新しくて良い家に住んでいるのにポコポコ・・・何で?ということも。
気密性が高いとは簡単に空気の入り道が少ないと言う事で、エアコンがポコポコと音がなる家は玄関の扉が開きにくいことがあります。玄関が開きにくい理由は外の圧力と中の圧力が違うためです。エアコンがポコポコと音がなる原因もそれに近いです。
エアコンは冷却や放熱を繰り返しているため内部に結露水が溜まります。それを排出するためにドレンホースが外に伸びています。しかし、ホースは基本むき出しのため圧力差や強い風があると空気がエアコンに逆流してしまいます。
これが原因でポコポコ音がするようになります。
超簡略化して説明すると、ストローで飲み物を吹くとプクプクと音が鳴る状態に似てます。圧力差が大きい場合や強い風が吹いていると中に空気がたくさん入り込み、水から出て音が鳴るというわけです。
問題はポコポコ音はエアコンを綺麗しても完全に直るかわからないということです。結露水は綺麗にしていてもエアコンの原理上溜まります。ホースが汚れていたり、強い風が吹けば空気は入り込みます。一応故障ではないと言われていますが、音がうるさいのはあまり良い状況とはいえません。
対策方法まとめ!
一時的な方法
①窓を開ける or 換気口を開く
原因は圧力差なので外の空気を中に入れれば終わりです。(だけどこれだと根本的な解決にはなりません)
外の空気をいれても閉めれば内部には水が溜まったままで強く風が吹いたりしたら、エアコンの電源を切った後にも音が鳴る事もしばしばあります。台風の時だと窓を開けっ放しにするのは危ないです。
逆流防止弁を使う
一応2種類を紹介しときます。理由はおとめちゃんが定番過ぎて入荷切れがよくあるためです。原理は一緒なので他のメーカーでも大丈夫です。
ホームセンターでも売ってない場所もあったので一応(主に)業務用にはなるのかな。ちなみにこの部品1000円もしません。
逆流防止弁とはその名の通り、外から空気や物質が中に入るのを防ぐ部品です。結露水など中からは外に排出されますが、外のものは中に入らないようになっています。効果は
ポコポコ音を防止しながらドレン排水をスムーズに排出できる、また屋内への虫の侵入や異臭抑制の効果
あんまり考えたくないですがホースに虫が入り込む事がある?ハエとかぐらいなら平気で入れそうなホースの大きさだけに、もしかしたらもう入っているのだと思ったらちょっと怖いですね。
内径Ф14・Ф16に対応しているエアコンなら使えるという事ですが、他の商品も大体14、16です。例外を除けばこれで問題ないようです。安全のため定規でホースの内径を計ってみると良いかもしれません。
取り付け方法がかなり簡単だった!
こちらが実物です。
①ホースに逆流防止弁を差し込む
②水がちゃんと排出されているか確認
説明書や動画などをみると複雑に感じますが、実際に手にとってみたら、やってることは差し込むだけです。空気の漏れの対策として、はさみとビニールテープもあったほうが良いと思います。
機械を扱うわけでなくホースと逆流弁の取り付けがメインなので誰でも出来る作業です。
ちなみにドレンホースは室外機がある関係上ちょっとだけみえにくい位置にはありますが、エアコンに繋がっている物をたどればすぐにみつかります。
付け終わった感想とまとめ
ポコポコに悩まされていたのに・・・外に出て、たったの3分の取り付け作業。(長くても5~10分もかからないはず)
ポコポコ音はなくなりました。考えてみればそりゃそうで、空気が中に入ってポコポコ鳴るのが原因なら入らなければ解消されます。簡単すぎてびっくりというか何故もっと早くやっておかなかったのか。
このまま空気とともに汚れが中に入り続けていたらエアコンにもよくないと思うので、ポコポコ音はあんまり放置しないほうがいいかもしれませんね。今回は逆流防止弁で簡単に出来たけど、何かあったら困るのでもう少しエアコンを丁寧に使ったほうが良いと思いました。空気の汚れとかも気になるから簡単なフィルターとか付けようかな・・・